皆様こんにちは。久しぶりのブログ更新です。サボってばかりですみません。
女装で再び飛行機に乗りました。
今回は、女装で初のANA。
今まで乗った航空会社は、スカイマークとJetstarだったので、初のLCCじゃない航空会社。
フラッグシップの一つ、ANA!です。
さぁ、女装で飛行機3回目の、はじまりはじまり~
試しに女装道具と服を持っていく。
仕事で出張なのに、女装しようとする暴挙!。
良い子は真似してはいけません(笑)
今回の出張スケジュールは、
一日目 東京から福岡へ移動、会議。その後、懇親会
二日目 帰るだけ
懇親会に出席しなくてはならなかったので、その日には帰れず、次の日帰る。けど、特に予定はなし。
ある意味おいしい出張だったんです。
ならば!!と、もしかしたら福岡で女装できるかも。なんていう、アホみたいな思いが湧いてきて、
いやいや、出張中だし!仕事だし、やめといたほうがいいでしょ!
って、普通は思うんですけど、一応、スーツケースに変身の道具を忍ばせ、出張に向かいました。
東京から会議に出席したのは、上司も含め総勢6人。
会場兼宿泊先で会議の後、懇親会。出席者は60人位だったかな。
福岡以外の出席者は、全員そのホテルに宿泊しています。
女装しようかほんとに迷ったけど、結局
翌朝、昨夜は結構飲みすぎた^^;
チェックアウトは11:00。
どうしよう。ここで変身するのが一番手っ取り早いけど、どうしよう。
やっぱり女装せずに、普通に帰ったほうがいいよなー。でもこんな機会はないし、道具持ってきちゃってるし、
よし決めた!。女装する!
いろいろ迷ったんですけど、折角の機会だし、変身しようと決めました。
ただ、同じホテルに上司を含め、多くの関係者が泊まっている事を考慮すると、チェックアウトの時にフロントで鉢合わせの可能性が高いので、ホテルでの変身は諦め、ネットカフェでしようと思い、そのままチェックアウトしました。
向かったのは、西新(にしじん)という駅。
なぜそこに向かったのかというと、私が東京でもよく使うネットカフェ「快活クラブ」があったから。
初めての店だと会員登録とかめんどくさそうだったので、すでに会員の「快活クラブ」が一番いいだろうと探してみると、福岡にも数店舗あり、一番近いのが西新駅の近くでした。
初めての土地ではやっぱり緊張するよね!
小心者の私は、すぐに緊張しちゃいます。
東京では普通に女装で歩けるんですけど、初めての街では緊張しまくりです。
変身して、ネットカフェを出る。出るときも緊張。店員さんに「すみませんこんな格好で」と言いながら、料金を払う。
最初は「え!」っていう感じだったけど、すぐに笑顔になる女性店員さん。ホッとしました。
西新の商店街は、屋台で野菜や果物など、色んなものが売っていました。
写真撮り忘れたっていうか、緊張してそれどころじゃなかったんですけど、初めて見た光景で新鮮でした。福岡で飲み屋の屋台は有名ですけど、こんな屋台もあるのか!と、福岡の屋台文化の奥深さを感じました。
この後、どこに行こうかな。西新駅で考える
とりあえず、地下鉄空港線一本で行ける場所。大濠公園(おおほりこうえん)に行ってみよう!
大濠公園、土曜日ということもあって、たくさんの人。福岡市民の憩いの場なのがよーくわかりました。
憩いの場で昼間からビールを飲む変なおじさんはこちら^^;
都会のど真ん中なのに、穏やかな時間が流れます。
ミドリガメちゃん(外来種ですけど)が、顔を出してプカプカ浮かんでたり、水中から「鵜」がいきなりでてきた!と思ったら、魚をくわえていて、一気飲みの瞬間を目撃したり!自然を感じることができて、癒やされるなぁーと。
ベンチに座って休日を楽しむ人々を見ながら、私にとっては初めての場所でも、みんなここでそれぞれの生活をしてるんだなぁ〜、などと思いにふけりながら、ふと、時計を見ると、午後3時
やべぇ!!!!くつろぎすぎた!!!!
そろそろ帰らないと。
どどど!どうしよう。女装を解いて飛行機に乗るか、それともこのままか。
とりあえず空港に行って、それから考えよう。と、このまま福岡空港へ向かいます。
女装のまま飛行機に乗ろうと決意したきっかけは。
なんで私がこんなに悩んでいたのかというと、上司を含め、東京組の帰る飛行機は17時台の同じ便だったので、それに乗ると女装の私と鉢合わせするので、早い便に変更して、被らないように帰ろうと思ったからです。
鉢合わせてもバレない自信は、ハッキリ言って、ない!!
一番の安全策は、今すぐBに戻る事。
でも、地上係員(女性)さんと話してから、もう、女装で帰ろうと決意しました。
便を変更しようと、そのままANAのカウンターに行きました。
ネットでも変更可能ですが、他の東京組と同じグループでの予約だったので、他の人がどの便に乗るか確認して、鉢合わせしないようにしたかったからです。
私「すみません、便を変更したいんですけど、こんな格好なので、他の人と同じ便は避けたいんです」
係員「あ、なるほど。ぜんぜん大丈夫ですよ。少々お待ち下さい」
意味をすぐに理解した係員さん、普通に対応してくれます。
係員「一番直近の便ですと、16時15分は、ご同行の方は乗らないですね」
何人かは便を変更していましたが、この便に変更している人はいない模様。
私「あリがとうございます。じゃぁそれに変更でお願いします」
係員「お席はどうされますか?」
私「一番奥の通路側で」
いつも後方の通路側の席にする私でしたが、
係員「例えばですけど、前方のお席で、隣の真ん中のお席が空いている通路側のお席もございますが、いかが致しますか?」
この人わかってるな!。確かに女装だと、隣の席が空いていたらありがたい。あんまり近くに人がいないほうがいいからね。
私「おお!ありがとうございます。そっちのほうがありがたいです」
係員「じゃぁそのお席にしますね。ただ、混雑したら埋まってしまいますがその時はご了承ください」
そんなの当然ですよ!ぜんぜん大丈夫です(^^)。地上係員に便宜を図ってもらったので、これはもう、このまま乗る!飛行機に。
きっと、機内スタッフに連絡が行ってるんじゃないかな。
「座席〇〇は女装さんが乗ります」って。想像ですけど(^_^;)
伊原六花ちゃん似のCAさん、可愛かった。
手荷物検査も普通に通過。
金属探知機に引っかからないように、すべての持ち物をX線に通して、無事通過。
もし引っかかったら女性には女性の係員が検査するんだそうですが、私の場合はどうなんだろう?今度、わざと引っかかってみようかな?なんて。嘘です。引っかからないに越したことはありません。
6番搭乗口に行き着くまでは、もしかすると会社の人と鉢合わせするかもなので、口をハンカチで覆って向かいます。
6番搭乗口に到着
あとは搭乗を待つのみ。
とりあえずプシューって缶ビールを開けます。恒例行事。女子力なし(^_^;)
定刻より10分遅れて出発。
女装で初のANA。機種はB777でした。いつもはB面で乗るこの飛行機も、なんか新鮮。
席に座って離陸を待つ
髪が結構金髪に見えるのは、多分カメラのせいかな??。鏡で見るとここまでではないと、思います。
ANAの機内安全ビデオが歌舞伎になってる。凝りすぎで伝わるんか?これ?良く出来てるけど。
見てもらうために、安全ビデオをエンターテイメントにしたんだとか。
ご覧になりたい方はこちら↓
すっごい勉強になるのは、非常時の対策も大切ですが、女形の仕草。めっちゃ色っぽい。救命胴衣の膨らみが足りないときの、ふーって吹く動作。美しいわぁー。
そっちの方に目が行っちゃった(^_^;)。
そうこうしているうちに離陸。水平飛行になって、飲み物サービス来た!
そういえば今までLCCだったので、女装で飲み物サービスは初めて。
私が女装だと知ってるのか、CAさん、満面の笑みで「お飲み物いかがですか?」と、訊いてくる。
まるで、同じ女子だよね?って言う感じ。めっちゃ嬉しかった。
はい、勝手な妄想です(^_^;)
とはいえ、私も満面の笑みで
「すみません(^_^;)こんなんで」と言いつつ、「ホットコーヒーください」
「はい。どうぞ」
伊原六花さん似のめっちゃかわいいCAさんが、満面の笑みで手渡してくれたコーヒを飲みながら、残りの空路をくつろぎました。
18時頃、羽田に到着。
顔が疲れてる(^_^;)💦
会社関係と鉢合わせの可能性がまだまだ高いので、早々にバスに乗って空港退散!。
女装で初の福岡は、やっぱり緊張しました。
女装して初めて外出したあの時が蘇ったみたいで楽しかった反面、汗だくですくにお化粧がよれてしまいます。
ロビーの隅っこで隠れるように、お化粧直し。
機内でもお化粧直しはやりやすかったです。というのも機内はみんな同じ方向を向いてるから。
ただ、トイレは若干恥ずかしかったです。自分の席の前方、後方、どちらも行きか帰り、全員がこちらを向いてるので、恥ずかしいですよ。
でもね、だからこそニコニコしていた方がいいと思います。恥ずかしそうにしているより、堂々としていた方が、まわりの印象はいいとおもいます。
ちよゆちゃんで飛行機に乗ったのはこれで3回目。
慣れてきたかも(^^)。
ハードル高いように思えますが、乗ってみると、案外大丈夫です。
女装でいられるための秘訣とは。
注意すべき点は、ただひとつ。
絶対に迷惑をかけない事。です。
女装で乗る時点で、相当な迷惑をかけていると思う気持ちが大事です。
そう思いながら乗ると、周りに優しくできますし、周りも優しくしてくれます。
所々にでてくる「こんな格好で…」という言葉は、相手を安心させるために使ってます。
店員さんや係員さんなど、女装さんを初めて見たっていう人多いんです。どう接していいかわからなくて、相手も緊張している場合が結構多いんです。
どう見ても女性にしか見えない女装さんはこの限りではないと思いますが、
私の場合、どう見ても女装してる男性なので、「こんな格好で…」という一言はとても効果があって、とたんに相手は笑顔になり、「全然大丈夫です」といってくれて、一気に距離が近くなります。
さらに、場合によってはその後に「素敵ですね」などの嬉しい言葉が付け加わり、ハッピーな気持ちになります。
飛行機に乗るのも、街歩きをするのも、
相手を気遣う気持ちを忘れないように。
それが女装でいられることを楽しむための、秘訣かな?と、私は思います。
今回はちょっと無理しちゃいましたけど、また、どこか遠くへ行きたいな。
みなさんも是非、女装で飛行機、いかがですか(^^)。
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