女装さんこそ、デパートの1階などにある、化粧品売り場に行った方がいいんじゃなかと、私は思います。
何故ならそこにはBA(BeautyAdviser、美容部員)さんが居て、メイクのアドバイスをしてくれるから。
え!!女装であそこに座るのなんて、無理無理無理!
って、普通はそう思いますよね。その通りです。
でも、大丈夫。最近は慣れてきましたが、初めての時は超ドキドキでした。
初めてメイクブースに座った時のドキドキ緊張日記は、こちらを読んで頂ければと思います。
今回は、メイクブースで、BAさんからアドバイスを受ける利点について、書いてみたいと思います。
とはいえ、緊張はやはりしますけど😂
ISETAN MIRRORで、ミラーガールさんからアドバイス
ファンデーションとコンシーラーがなくなったので、買わないと!と思い、
今回は、特定のブランドの専門店ではなく、複数のブランドのコスメが集う。ISETAN MIRRORっていうお店に行ってみました。
ISETAN MIRRORは、三越伊勢丹による、セミセルフタイプのコスメセレクトショップ。
そんなん知ってるよーって声が聞こえそうですが、一応説明です(笑)。
セミセルフって、BAさんは居ないのか?。ご安心ください。ちゃんと居ますよ。その方の事を、こちらのお店では、「ミラーガール」って言うらしいです。
アドバイスが欲しい場合は、ミラーガールさんにアドバイスをもらうこともできるし、要らない場合は自分で選べるって言う感じのお店。
ドラッグストアでプチプラコスメでもいいんじゃない?って思いますが、私はもうアラフィフのおじさん。ベースメイクだけは、デパコスにしようと決めています。
もちろん日々のスキンケアもちゃんとしてますが、それだけでは年齢には勝てません^^;。
さらに、メイクの技術もないし、ファンデーションの色も合わせたいし、せっかく高いコスメを買うんだから失敗は避けたい。であれば、プロにアドバイスしてもらうのが一番!だと思うからです。
さらに、BAさんにアドバイスを受けると、たくさん利点があるんですよ。
目的のファンデーションとコンシーラー以外にもたくさん試せた♡
店内に入ると、色んなブランドの色んなコスメが並んでます。
たくさんのコスメを見ながら、『ぜんっぜんわかんない!』と、心のなかで叫んでいると、
「ご案内しましょうか?」
と、ミラーガール(以下BA)さんが声をかけてくれました。
待ってました!(^^)
私はいつもの言葉、「こんな格好ですみません」っておことわりをすると、
「いえいえ、全然大丈夫です。今日はどんなお悩みですか?」と、BAさん。
私「毛穴をカヴァーしてくれるファンデーションと、髭を隠してくれるコンシーラーを探してるんです」
って伝えたら、
「お肌は乾燥肌ですか?それともオイリー肌ですか?」
って訊かれたので、以前肌診断に行った時に言われた、
「乾燥肌なのに油分が多いみたいです」
って応えると、それぞれのブランドから、最適なコスメを持ってきてくれました。
化粧水
乳液
化粧下地
ファンデーション(2種類)
チーク
パウダーファンデーション
フィックスメイクアップ?(スプレー状の何か)
ベースメイク用ブラシ
本来の目的はファンデーションとコンシーラーだったんですが、ベースメイク全部持ってきてくれました。
『今回はファンデーションとコンシーラーなのに💦』と、焦ってはいけません。
買う予定のないこれだけのコスメを、今から全部試せるって事です♡。
しかも無料で(^^)
なんと幸せな〜〜♡。
利点しかない!。BAさんからのアドバイス!それぞれご紹介。
まずはメイクブースに座って、服にコスメがつかないようにエプロンをかけてくれます。
ウイッグをピン留めで留めて、
お化粧落とし。
はい。スッピンがあらわになりました^^;。
恥ずかしいわ〜。でも、ここからですよ。
化粧水と乳液
メイクをする前にちゃんとお肌を作らないといけないので、お化粧水と乳液は絶対必要です。
今回持ってきてくれたブランドのお化粧水、今使っているものよりもサラサラしてます。油分少なめ、でも潤い成分多めな設定。油が多いのに水分不足の私のお肌にはいいかもしれない。
さっき私が伝えたお肌の状態をもとに、選んできてくれたもの。
こうして今使ってるのとは違うブランドのものを試せるのはいいですね。
ただ、今使ってるお化粧水と乳液、まだ半分以上残ってるので、今回は買わないですけど(^^)。
BAさんの手の動きに注目。「お顔に塗ったら手のひらでキュッて押す」。なるほど〜化粧水を浸透させるための細かなテクニック。
次から真似してみよう(^^)。
お化粧下地
化粧下地は、ファンデーションからお肌を守る役目がある他、お化粧ノリや、持ちも良くしてくれるので、絶対に必要です。
持ってきてくれたのは、私が使ってるのと同じものでした。LANCOMEのトーンアップローズ。
お肌をワントーン上げてくれて、さらにSPF50+PA++++で紫外線対策もバッチリだし、めちゃいいです。次も買います。
が、まだまだ残ってるので今回はこれも買わない。
でも、ここでも発見が。私はパフで広げてましたけど、BAさんはブラシでひろげます。この方が肌にしっかり付くから全然違うそうです。値段を聞いたら9000円!
げげ!
「このブラシは一生もんで使えますよ」。って、確かにそうなんでしょうけど、今回はパス😂
でもこうした、買った事のないものを試せるのも、BAさんにアドバイスをもらうメリットですね。
ファンデーション。
今回は、これが目的で来たんです。
それを察してか、2種類のファンデーションを持ってきてくれました。
右の頬と、左の頬に2種類別々に塗ってくれます。ファンデーションも先程のブラシで広げてくれます。
「いかがですか?」
確かに違う!。右の方が艶がある。左はマットな感じ。どっちもいいなぁ。毛穴のカヴァー力はどちらも同じかな。
悩みに悩んで、ツヤ感でほっぺに潤いがあるように見える右頬のブランドにしました(後で紹介します)
なので、右頬のファンデーションを全体に広げてもらいました。
コンシーラー
今回の目的のもう一つ。コンシーラーです。
青ヒゲ隠し。女装さんならではですね。
青の反対色、ピンクのコンシーラーを持ってきてくれました。
ブラシ一体型で、後ろのダイヤルをカチカチってすると、コンシーラーが出てきます。
すっごい便利。だし、ヒゲが隠れる!
「ちよゆさんの場合クマも青グマなので、こちらにも使えます」
おお!一石二鳥。これは文句なしに買い!ですね(^^)(後でご紹介します)
ダークオレンジチーク。
チークは血色感出したり、小顔効果を高めたり、可愛く見せたりクールに見せたり、雰囲気作りのとっても重要なアイテム。
この日のBAさんは、結構太く入れていました。位置は笑った時、ほっぺが一番盛り上がる場所からもみあげ方向へ直線。
いつも行くブランドのBAさんと位置は同じでしたが、さらに、ブラシに残った分で、顔の輪郭にもチークを塗っていました。
シャドゥ的に使っているよです。
このように、チークって、メイクする人によって入れ方も、選ぶ色も違います。
これはもう、センスの問題かな?
チーク、奥が深いですね。
フィックスメイクアップってなに?
ベースメイクが完成したら、さらにスプレーのコスメを顔全体にふります。
私「これなんですか?」
BAさん「フィックスメイクアップって言って、メイクの仕上げに艶を出して持ちを良くするんですよ」
へぇ、初めて知ったわ(^^)。こうした新しいアイテムを試せるのもいいですね(^^)
結果、私が買ったのは、予定通りファンデーションとコンシーラーのみ。
ファンデーション:LUNASOL グロウイングシームレスバーム。これいいっす。まじいい!っす。レビューは次回(^^)
コンシーラー:THREE アドバンスドスムージングコンシーラー。これもちゃんと青ヒゲ隠してくれます。レビューは次回(^^)
デパコスは高いけど、その価値はある!。
BAさんにアドバイスを貰うことで、普段使ったことのないデパコスのコスメを試せるだけでなく、色々教えてもくれるので、化粧品売り場でメイクアドバイスを受けるのはメリットがたくさんあります。
ネックは「値段!」^^;
この2つで価格10000円程でした。
高いですよね。うん高い。
でも、メイクレッスンを受けた授業料と考えたらどうでしょう。
さらに、私の場合は週1での女装なので、半年以上は持ちます。
プチプラでもとっても優秀なコスメがあるのも確かですが、ベースメイクに限っては妥協したくないし、高いお金を払うなら失敗できない。私はデパコスでBAさんに、アドバイスを受けるのが一番だと思っています。
半年に一度、1万円をベースメイクに。趣味と思えば、もっとお金のかかる趣味もあるので、自分磨きのための投資と思えばいいのかなぁ。
今回買ったファンデーションとコンシーラーを使った写真です。
詳しいレビューは こちらをご覧ください。
先にいうと、このファンデとコンシーラーいいですこれ!まじいい!
お楽しみに(^^)
「本気度」が「恥ずかしさ」を超えた時…
こんだけ書いておいて何なんですが、女装でメイクブースになんて、恥ずかしすぎて無理ですよね。
私もそうです。
じゃあどうして行けるの?
それは、目的があるから。
今回はファンデーションとコンシーラーが欲しいと明確な目的があり、
目的があると、「よし!行くぞ!」と、心の中で「決意」が湧いてきます。
また、目的がしっかりしていれば、BAさんも、「この人本気だ」と感じてくれるようで、親身になってくれるのかもしれません。
自分の中の「本気度」が、「恥ずかしさ」を超えた時、自然と足は、コスメコーナーに向かってる。
私の場合、多分そんなかんじかなぁ。と、思います。
本当の「恥ずかしい」とは、
ただし、迷惑をかけてはいけません。女装で行くだけでも迷惑かもしれないっていう気持ちを忘れずに、低姿勢で臨んで、受け入れてくれるかどうかを見極めてからがいいと思います。
いつも私が言うのは、「こんな格好で…」って、それは、女装でもいいですか?っていう確認のための言葉でもあります。
リアル女子さんの迷惑や、お店の迷惑にはなりたくないし、もしそうなったら、それこそ恥ずかしすぎるじゃないですか。
なので、細心の注意を払いながら、今後も利用させていただきたいと、思っています。
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